無限に画像生成する方法を試した【ローカルAI】【ComfyUI】【Qwen】

そこそこのスペックの PC でトークン使用量を気にせず画像生成 AI を使って無限に画像生成を繰り返す方法を共有します。

必要なアプリが頻繁にアップデートされるので、数か月で本稿に掲載している内容が古くなり、不正確になる可能性があります。

本稿は ChatGPT や Gemini を使って自力で問題解決できることを前提としているため、細かい説明はしません。
ローカルで画像生成する環境を構築するときの、ざっくりとした流れが分かるようにした記事です。

※アイキャッチ画像はローカルの画像生成 AI で生成したものです。

対象者
・ローカルでの AI 画像生成に興味がある方
・新しいアプリの使い方を覚えることに抵抗がない方
・ソフトウェアの技術に明るい方、熱心な方
・PC ハードウェアの知識がある方、自分で調べることに抵抗がない方
・英語に抵抗がない方
・トラブルを AI を使ったり人に聞いたりして解決できる方、その意欲がある方
動作環境
OS/アプリ
Windows 11 Home
Comfy Desktop v0.43.0
Qwen 2.1 Image

PC1
Ryzen5 5600X
RTX 3070 VRAM 16 GB
RAM 16 GB
外付け SSD USB3 接続

PC2
Ryzen7 7445HS
AMD Radeon 740M
RTX 3050 raptop
RAM 16 GB
SSD(NVMe)

調査に使った AI
Gemini


もくじ

必要なもの
アプリ

画像/映像/音声をローカルで生成するアプリはいくつかありますが、ユーザーが多いらしい Comfy Desktop (ComfyUI) アプリを使いました。

Comfy Desktop はダウンロードしてインストールするだけです。

AI のモデル

画像生成用モデルは Qwen 2.1 Image を使いました。
モデルは Hugging Face からダウンロードします。

以下のファイルを全てダウンロードします (全て必要です) 。

  • diffusion_models/qwen_image_2.1_turbo_bf16.safetensors
  • text_encoders/qwen3vl_8b_bf16.safetensors
  • vae/qwen_image_2.1_vae_bf16.safetensors

以下はあった方が良いもので、必須ではありません。

  • loras/qwen_image_2.1_turbo_lora_avg_rank_178_bf16.safetensors

※色々と種類がありますが、AI に聞けば何がどう違うのか?は分かります。

ダウンロードしたファイルは以下の場所にコピーします。

  • diffusion_models
    Comfy-Desktop\ComfyUI-Shared\models\diffusion_models\
  • text_encoders
    Comfy-Desktop\ComfyUI-Shared\models\text_encoders\
  • vae
    Comfy-Desktop\ComfyUI-Shared\models\vae\
  • loras
    Comfy-Desktop\ComfyUI-Shared\models\loras\

※コピー先を間違えた場合はモデルを選択するときに候補に出て来なくなるだけなので、正しいフォルダに移動させれば問題ありません。

ComfyUI を起動

アカウント登録は不要ですし、クラウドは使わないでください。

このアプリだけでメモリを 8 GB くらい使うので、PC の RAM が 8 GB だと動作しないかも知れません。

Edge/Chrome/FireFox/DuckDuckGo などの Web ブラウザはメモリをドカ食いするので終了した方が良いです。
他にもメモリを食ってるアプリがあれば終了しておきます。
※どのアプリがどれくらいメモリを食ってるかはタスクマネージャーで確認できます。
インスタンスを作る


Name インスタンスを複数作って、それぞれに異なる設定を持たせることができます。複数作ったときに見分けることができるような名前にします。例えば、使うモデルの名前や、そのインスタンスで生成したい画像の特徴、ローカルかクラウドかなどを名前に入れます。特になければ Test や ComfyUI などで良いです。
ビルド Public Builds を選ぶ
Release Stable を選ぶ
ComfyUI version 特に理由がなければ最新バージョンを選ぶ
Hardware 画像生成に使うプロセッサーを選ぶ。GPU で処理した方が速いです。メーカーが分からない場合はタスクマネージャーで確認してください。GPU がない場合は CPU を選びますが、ゲーミング PC で使われるような、そこそこの GPU を搭載した PC を使った方が良いです。
Install location このインスタンスの設定を保存する場所を指定。
詳しくは AI に聞いてください。
高度な推論は必要ないので、Gemini の無料モデルで十分です。

インスタンスを起動


ローディングに時間がかかります。

やった方が良い設定変更


言語を「英語」にします。

どんなノードを使えばいいのか分からなかったり、エラーの意味が分からないとき AI に聞くことになりますが、AI が英語を前提としたノード名やパラメータ名を返答してくるためです。
日本語にしていると、日本語名と英語名を一致させるのが面倒で混乱します。

ノードを配置する

Unreal Engine のブループリントみたいなノードベースです。
モデルや機能を呼び出すノードを接続することで画像生成のプロセスを構築できます。


上図の通りに構築すれば良いです。

ノードの探し方
グラフで右クリックし、ポップアップメニューを Add Node > model > loaders > Load CLIP のように辿ります。
または、左サイドバーの Node Library で検索できます。

補足

Load LoRA ノードについて
このノードは必須ではありません。

Text Encode Qwen Image 2.1 ノードについて
上のテキストボックスにポジティブプロンプトを入力します。
ここに「やって欲しいこと」を書きます。
下のテキストボックスにはネガティブプロンプトを入力します。
ここには「やって欲しくないこと」を書きます。

KSampler ノードについて
control after generate を randomize にしていると、seed がランダムな値になります。
seed によってバリエーション違いを生成させることができます。
AI の性質上、seed が同じでも画像が微妙に違うことは普通にあります。
※プロンプトを一文字変えるだけでも、結果が全く変わったりします。

生成する


画面右上にある「Run」ボタンを押すと画像生成が開始します。

生成を開始したら完了まで待ちます。
モデルや生成パラメータやハードウェアなんかで、かかる時間は大きく変わります。

成果物


成果物は左サイドバーの Media Assets に追加されます。
ここからローカルの任意の場所に保存(Download)できます。

エラーが出たら

エラーログを AI に貼り付けて解決方法を聞きます。
分からない所は分かるまでしつこく質問するのが解決の鍵です。

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