【ゲーム制作】移動処理の基本

本稿では、ゲームでキャラクターを移動させるときに必要な考え方について共有します。

対象者
・ゲームのメカニズムに興味がある人。

アクセル、ブレーキ、リニア

最初の移動方法は、どうして「×」なのか?

何故リニアはダメなの?
移動処理で使う用語
アクセル 加速
ブレーキ 減速
リニア 等速

「OK」となっている 2 番目の移動方法は、動き始めはゆっくり加速し、止まるときは減速してから止まっています。

ゲームで何かを動かすときは、ほとんどが、この動きをします。
現実がそうなっているので、人間にはそういう動きの方が自然に見え、受け入れやすいからです。

gemini 画伯作

リニアの使いどころ
リニアも使いますが、使うケースは限定的です。

ただし、動き出しは加速するけど、止まるときはピタっと止める演出もあります。
普通は意図的にやっているので(そうでないケースも多々ありますが…)、そこには何らかの理由があります。

リニアを使うケースは、例えば、ホラーゲームで幽霊の移動に使うのは良いと思います。
不自然な動きをさせることで、プレイヤーの恐怖心を煽ることができます。
人は不自然なものに嫌悪感や恐怖を感じるからです。
逆に、子供向けのガチ怖演出を狙わない幽霊にはリニアは使いません。
アクセルとブレーキを交互に使って、ふわふわとした動きを演出します。

また、画面外から入って来て、そのまま画面外に出ていく(加速と減速を見せる必要がない)乗り物なども、リニアを使います。
その乗り物が画面内で減速したり、停止したり、加速しながら画面外に出ていく…といった見せ方をする場合は、リニアは使いません。

gemini 画伯作

事実確認
手元に何かのゲームがあれば、キャラクターの動き、スワイプしたときのアニメーション、コントローラーで操作するカメラの視点の動きなどをよく観察してみてください。
自分の手を動かすとき、ダンスしている人の体のそれぞれのパーツの動き、動きが速くてよく分からない場合は録画して、スロー再生してみてください。
必ずアクセルとブレーキが交互に来ていることが分かります。
動き始めから動きを止めるまで、常に等速で動く物体は基本的に存在しません。
急に動いてピタっと止まるダンスや、目視では分からないようなマジックの動きなどは、速すぎて目で追えないだけです。

gemini 画伯作

まとめ
ゲームでは、何を移動させるにも、アクセルとブレーキを使う。
もし、リニアを使うのなら、何故そうするのか?を説明できるときだけにする。

以下は AI で生成した 15 分程のポッドキャスト風音声解説です。
※ブログに書くと記事が長くなりすぎるため、省略した部分も含めて解説してもらいました。


※本稿のアイキャッチ画像は Gemini で画像生成したものです。

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