【Unity】ネンネンを Unity で確認するまでの手順【VR Chat】

ネンネンは AI VTuber 紡ネン の愛称です。

ネンネンの VR Chat モデルが BOOTH で販売されているので、支援するためと、VR Chat の技術に興味があったので購入しました。

購入ページに Unity にインポートする方法が記載されているのですが、いくつかつまづいた点があるので、補足を入れながら手順を説明します。

本稿で説明するのは、BOOTH で購入したネンネンのモデルを Unity で確認するところまでです。

必要なもの

Unity を使える PC を所持している(または利用できる)、かつ、高速ネット回線の環境がある前提での追加の費用です。

1. お金(1万3千円くらい)
2. 銀行口座(日本なら口座開設は無料)
3. クレジットカード(無料で作れるものもあります)

お金がかかるもの
・ネンネンのモデル 10,000 円
・Dynamic Bone $22

ネンネンのモデル

BOOTH で購入できます。
購入にはクレジットカードが必要です。
PayPal も使えるので、クレジットカード以外の決済方法があるかも知れません。

なかなかのお値段です。

Dynamic Bone

Dynamic Bone は Unity Asset Store で販売している有料アセットです。
ネンネンはこのアセットを使用しているので、アセットストアで購入する必要があります。
ネンネン以外の他の VR Chat モデルでも、このアセットが必要になったりするので、買っておいて損はないと思います。

購入にはクレジットカードが必要です。
※PayPal 決済も可能?

アセットストアでの値段はドル(アメリカドル)表記ですが、常に変動するため日本円に換算するのは難しいです。
日本円でいくらするのか?を知りたい場合は、為替レートを確認する必要があります。

USDJPY で検索すれば分かります。

※2023/7/30 の時点では 1 ドル = 141.14 円なので、$22 は 3,105.08 円

アセットストアのセールで半額になったりするので、タイミングが合えばもっと安く入手できます。

インポートまでの流れ

01. Unity エディタ 2019.4.31f1 をインストール。
02. VR Chat アカウントを作成。
03. VR Chat SDK をインストール。
04. VR Chat の CreatorCompanion で Unity Project を作成。
05. Unity chan Toon Shader(UTS) をダウンロード。
06. 5 を 4 にインポート。
07. 4 の Unity Project に Dynamic Bone をインポート。
08. BOOTH で購入したネンネンのモデルをダウンロード。
09. 4 の Unity Project に 8 をインポート。
10. Tsumuginen_SetupScene.unity シーンを選択。
⇒ ネンネンカワイイヤッター

01. Unity エディタ 2019.4.31f1 をインストール。

VR Chat SDK の対応バージョンが古いので、Unity Hub ではダウンロードできません。
以下から、VR Chat SDK が対応している Unity エディタをダウンロードします。

VR Chat SDK が対応している Unity のバージョンは、以下で確認できます。

02. VR Chat アカウントを作成。

以下のサイトでアカウントを作成します。

英語が分からない場合は、以下の Web ページが参考になるかも知れません。

03. VR Chat SDK をインストール。

以下の Web ページの内容に従って、VR Chat CreatorCompanion をダウンロード&インストールします。
※VR Chat SDK も一緒にインストールできます。

04. VR Chat の CreatorCompanion で Unity Project を作成。

前項の Web ページに記載されている手順に従って、CreatorCompanion から Unity のプロジェクトを作成します。

05. Unity chan Toon Shader(UTS) をダウンロード。

以下からユニティちゃんトゥーンシェーダーをダウンロードします。

06. 5 を 4 にインポート。

ユニティちゃんトゥーンシェーダーのダウンロードが終わったら、Unity エディタにインポートします。
※unitypackage ファイルを Unity エディタのプロジェクトウィンドウにドラッグ&ドロップするのが楽です。

07. 4 の Unity Project に Dynamic Bone をインポート。

Unity Asset Store で購入した Dynamic Bone を Unity プロジェクトにインポートします。
※購入していない場合は購入します。

インポート方法はいくつかやり方があるので、好きな方法を選びます。

08. BOOTH で購入したネンネンのモデルをダウンロード。

BOOTH の購入履歴からダウンロードページにたどり着けます。

09. 4 の Unity Project に 8 をインポート。

nen_3D_1031.zip のダウンロードが終わったら解凍し、nen_3D_1031 フォルダにある unitypackage をインポートします。

10. Tsumuginen_SetupScene.unity シーンを選択。

Unity エディタの「プロジェクト」ウィンドウ(デフォルトでは↓ペインにある)から、Assets > Tstumuginen1030 フォルダを選択し、フォルダ内の Tsumuginen_SetupScene を実行(ダブルクリック)。

ここまでの手順に間違いがなければ、「シーン」にネンネンのモデルが4つ表示されます。

とりあえず、メインカメラをネンネンが映る位置に移動して「ゲーム」ウィンドウで確認したところ。

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