Google が開発したメモ用アプリ「NotebookLM」なんですが、これめちゃめちゃ遊べます。
使い方なんかについては記事や動画が沢山あるので割愛します(ていうか、そんなのAIに聞けばいいのでは?)。
本稿は、私が NotebookLM で生成したものをいくつか紹介します。
昔、ゲームのシナリオ技法について勉強してたころに、ゲームに限らず色んなシナリオを書いて練習してたんですね。
そのころ書いたものがまだ残ってるので、それを NotebookLM にアップロードして、AIに評価してもらったり、AI同士で楽しそうに語りあってもらったりして、それを観たり聞いたりして楽しんでます。
※NotebookLM に食わせたデータは、AI学習には使われないそうなので、情報漏洩する心配はないそうです(私は信用してないです)。
アップして「動画解説」ボタンを押しただけです。
これ、AIって言われないと分からないです。
最後にリスナーに対して疑問を投げかけるんですが、着眼点が見事です。
AIでこんなことできる時代になったんだなーってしみじみ…。
よくある異世界転生もののラノベを書いたんですが、3歳まで書いて力尽きました。
これもアップして「音声解説」ボタンを押しただけです。
Google AI Studio なんかもそうなんですが、日本語がちょいちょいおかしくなります。
AIがいくつか間違った説明をしてるので補足です。
- 母親の公爵婦人は家事なんてしません。
屋敷の使用人の管理を完璧にこなしてるーみたいに書いたんですが、どうしてこうなった? - 魔法の専門用語は、ポッドキャスドで説明されているミャウミャウの入門書と、ママやメイドが専門書の読み聞かせを毎日してくれたので、それで覚えたものです。
- ヴァーンは「三男」です。
- 主人公が選ばれたのは、人生に未練がなかったからです。
- 主人公は未成熟な世界の犠牲をあまり気にしていないような説明がされていますが、至高の存在から気にしないように…と念押しされた上で、せめて冥福を祈るくらいはさせて欲しい…という受け止め方にとどめたという流れです。
- 主人公の意識と頭脳は転生前よりグレードアップしてますが、体がそれに追いついていないという描写を入れてます。
AIが拾ってくれませんでした。
例えば、頭では大人の思考ができてるのに、話すと何故か年相応の言葉づかいになってしまう…とか、手指が未発達でペンをうまく使えない…とか。
あと、本文には書いてないんですが、人間の思考は脳でやってない…という隠れファンタジー設定があります。
おや?ってところはありますが、これもAIだって言われなきゃ分かんないです。
ナラティブ重視の2Dアクションゲーム(開発コード「プロジェクトG」)を作ろうと思ったときに作った資料をアップして「音声解説」ボタンを押しただけです。
シナリオはブラッシュアップが必要ですが、ほぼ完成してるので、あとはゲームを作るだけです…😓
何故か、このポッドキャストは数字の単位や日本語がけっこうおかしくなります。
600億を60億と言ったり、緑園区(りょくえんく)を みどりえんく と言ったり、深緑区(しんりょくく)を ふくみどりえんく とか ふくみどりーく と言ったりしてます。
資料には読み仮名ふってるんですけどね。
他にも、「レカボート」を「リカボート」と言ったりしてますが、これはどっちでもOKですし、レカボッチ、リカボットなどと言ってもOKなものです(日本語じゃないので)。
あと、AIの解釈がちょっとズれてるので内容を補足しますと、人類が地球を捨てた理由は、人が増えすぎて色んな意味で地球に住めなくなったからです(土地、食料、財産や能力の格差、価値観の多様化による社会不安の深刻化、個人主義・合理性の追求…など)。
火星や金星をテラフォーミングしなければならなかった事情や600億の人口から類推できるだろうし、理由もつまらないので、わざわざ言う必要ないよねーという理由で入れてません。
資料にもそう書いてありますが、拾ってくれませんでした。
で、音声解説なんですが、ポッドキャスト風だけじゃなくて、評論してもらったり、複数の観点で議論してもらったりもできます。
新しい視点が欲しいとか、粗や矛盾点を見つけたいとか、創作活動ではそういうときってめっちゃありますが、NotebookLM がやってくれます。
ただ、所詮は発展途上のAIがやることなので信用しちゃいけません。
いや、でも、人間よりマシな気もする…。