【UE4/UE5 C++】デリゲートの使い方まとめ

この記事では、Unreal Engine の C++ でデリゲートを扱う方法についてまとめています。

執筆時に扱った Unreal Engine のソースコードのバージョンは 4.25.4
プラットフォームは Windows 10 (64ビット版) を対象としています。
ビルドに使用したアプリ(IDE)は Microsoft Visual Studio 2019 です。
以降、Unreal Engine 4 を UE4
Unreal Engine 5 を UE5 と略記します。

UE5 は以下の環境で確認しました。

UE 5.5.3
Windows 11
Visual Studio 2022

確認がとれたものに関しては記事中に追記しています。

更新履歴
2025/03/10
UE5 でスパースデリゲートはどうなったのか?
ダイナミック・シングルキャスト・デリゲート専用(UE5)
ダイナミック・マルチキャスト・デリゲート専用(UE5)を追記。
2025/03/09
UE5 でイベントデリゲートはどうなったのか?を追記、もくじを追加。
2025/03/07
説明文とサンプルコードを一部修正。

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【.Net】アプリのパスを取得する方法っていくつもあるけど何か違うの?【C#】

.Net アプリ パス…で検索すると、だいたい以下の4つのメソッドとプロパティが見つかります。
どの記事を見ても、どれを使っても良い…みたいなことが書いてあります。

  • Application.StartupPath
  • Assembly.GetExecutingAssembly().Location
  • AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectory
  • Environment.CurrentDirectory

でも、ふと疑問がわきます。

「どれを使っても同じ結果を得られるなら、なんで4通りもの方法が用意されているんだろう?」

同じものを4つに分ける意味はありません。
本当に「同じ」なら、1つあれば良いはずです。

実はこれ、作成するアプリや目的によって使い分ける必要があります。

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【サイレントヒル2リメイク】1週目クリアした感想【ネタバレ注意】

ネタバレが嫌な方は本稿の閲覧をお控えください。
もしアマゾンにレビューを投稿するなら、★4をつけます。

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山の牧場まとめと考察

私は北野誠の「茶屋町怪談」で聞いたのが最初だったと思います。
山の中にある不可解な牧場のお話です。

発見したのは【新耳袋】の著者、中山市朗 氏。
↑の動画で中山氏が話している内容を年代別にまとめました。
情報量が多いので、かなり長いです。

まとめの後、私が調べた内容を元に考察を行っていきます。
調査はネット情報(噂話などは除外し資料のみ)と書籍のみです。

この記事はまだまとめている最中なので、今後内容が変わる可能性があります。
いつどこが変更されたかが分かるよう、更新履歴を記載しています。

更新履歴

2024/05/05
「謎のエンジン音について。」にアポカリプティック・サウンドを追記。

2023/08/17
「北野誠が夜中に目撃した光は何か?」
「謎のエンジン音について。」を追記。

2023/08/13
公開

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【UE5】AnimGraph をいちから読み解く【初心者向け】

本稿では、Unreal Engine(以下 UE) 5 のサードパーソンテンプレートに含まれているアニメーションブループリント(ABP_Manny)の内容を詳しく読み解いていきます。
アニメーションブループリントは、AnimGraph とイベントグラフのふたつの機能を持っていますが、本稿では AnimGraph のみ扱います。

環境は以下。

Unreal Engine 5.3.1 および 5.4.2
Windows 11 Home
Visual Studio 2022

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